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2013年6月

2013年6月28日 (金)

ストレス利用のススメ (第3回)

(前回の続きです)

前回は、「人間が悪いことばかり考えてしまうのはしょうがない。でも、そのストレスをうまく利用する方法がある!」というところで終わりました。

今回はストレスを情熱に変換する方法「ストレス・トレース」を紹介します!

最初に結論を言ってしまうと、

ストレスを最も効率よくプラスに変換する方法とは「ストレスの原因は、すべて自分にある」と思うこと。

ウソ!?と驚かれましたか?

世間で一般的に言われてる意見とは、全く逆なんだから、驚かれるのも無理はありません。

悩み相談でよく見かけるのは、「自分のせいにしてはいけません。悩みを背負い込んではダメ」みたいな回答です。

でも、私はあえて断言します。

「今まで あなたに起こったイヤな出来事のうち、あなたの責任でないものは何一つとして存在しない」

思い出してみてください。あなたに全く責任がなく、理不尽に受けた悲しみやストレスなんてなかったはずです。

「全部あなた自身の責任」というのは、厳しく聞こえるかもしれません。でも逆に言えば、「全部、あなた次第で改善できる」ということ。

なぜ、そのように考える必要があるのでしょうか?

それは「感じた怒りには、明確な対象と対処方法を与えるべき」だからなのです。

やり場のない、そして自分ではどうしようもない怒りや悲しみは、文字通り発散される対象がなく、あなたの中に溜まりこんでしまいます。

例えば、恋人にフラれたとき。「あんな、私の魅力が分からない男なんて、こっちから願い下げよ」なんていう理由付けで、本当に失恋の悲しみが癒されるのでしょうか?

イヤミな部長に怒られたときだって、「あのクソ部長!」で、本当に怒りが解消できているのでしょうか?

「ストレス・トレース」の第1段階は、「(ストレスによる)怒りの対象を、全部自分に向けること」。

でも、それは自己嫌悪とは違います。絶対に誤解しないでおいて欲しいのは、「あなたの能力が足りなかったわけでは、決してない」ということ。

足りなかったのは・・・「願いの強さ」。「願う気持ちが足りなかった」のです。

次回予告:「ストレス・トレース」を更に発展させ、使えるテクニックにいたします!

2013年6月25日 (火)

ストレス利用のススメ (第2回)

(前回からの続きです)

ストレス対処法としてよく聞くのがポジティブシンキングです。

ですが、実はこの考え方にはマズイところも多いのです。

前回「ポジティブな原始人」は生き残れないといいました。

実はこの現代も原始時代と何も変わっていません。マンモスに踏み潰されたり、他の猛獣に襲われたりしませんが、受験戦争、就職戦争、出世競争、異性の取り合い・・・。ちょっとでも気を抜くと、他の人間に食われてしまう危機感を感じることも少なくありません。

厳しい言い方ですが、「ストレスを感じない(もしくは感じないようにしてる)ポジティブな現代人も生き残れない」のです。

「勉強してないけど、テスト何とかなるさ」で何とかなったためしはないし、

「残業続きで体が疲れてるけど、大丈夫! 俺は強い!」で体を壊すのは目に見えています。

どちらも「ポジティブシンキング」という名を借りて、「ストレス」という重大な情報にあえて目をつぶってしまったからです。

私は断言します。

「ストレス」は決して悪いものではありません!

「ストレスを溜め込んでしまうこと」が悪いことなのです!

「分かってるよ。スポーツやカラオケでストレス解消すればいいんだろ?」と思う方、それは少し違うかもしれません。

ストレスは「プラスへの材料」です!

「失敗は成功の母」と言われるように、ストレスはよりよい状態へのステップアップに必要なものです! それを「解消」して消し去ってしまうのは もったいない!

私たちがするべきことは、

「どうやってストレスを感じないようにするか」ではなく、

「ストレスを、いかにいい方向に向けることが出来るか?」なのです。

では、ストレスをうまく利用するためにはどうすればいいのでしょうか?

次回予告:ストレスを利用する方法とは?

2013年6月22日 (土)

ストレス利用のススメ (第1回)

日常生活を送っていると、どうしてもたまっていくストレス・・・。

ストレスと全く無縁で生きられる人なんて、現代にいないんじゃないでしょうか。

さて今回はやっかいものであるストレスを楽しむ方法を考えていきたいと思います。

まずは分析から。「ストレスはどういうときに溜まるのでしょうか?」

1、物事がうまく運ばない時。(フラれた、仕事に失敗)

2、自分の立場や自信が揺らいだとき。(リストラ、バカにされた)

3、限界以上の義務が発生したとき。(残業がいっぱい)

4、楽しいことが出来ないとき。(時間がない、など)

などなど。

あなたは、ストレスが溜まりやすいタイプですか?それとも、溜まりにくいほうでしょうか? 一般的に「ネガティブな考えをする人」ほどストレスが溜まりやすいと言われています。

そういうと「じゃあ俺は結構ネガティブだし、ストレス溜まりやすいから、現代に不適応?」なんて悩んでしまう人がいるかもしれません。

でも、安心してください。

「現代人はみんなネガティブである。」

これを証明するためには、原始時代にさかのぼらなくてはいけません。マンモスと戦っていた時代です。「ポジティブな原始人」と、「ネガティブな原始人」の二人がいたとします。

その場合、「ネガティブな原始人」の方が生き残りやすいはずです。なぜなら彼は、物音一つしただけで、「もしかしてマンモスや猛獣が近づいてきてるのでは?」と常に最大限の危機を考え、いつでも逃げたり、臨戦体勢に入ることができるからです。

だから、生き残る確率も高い。

逆に「ポジティブな原始人」は、本当にマンモスが近づく物音がしても「何かヘンな音がしたけど、きっとウサギさんでも通ったんだろ~な♪ それより、昨日食べた肉、おいしかったなぁ~。幸せ・・・」などと考えていると、すぐにやられてしまいます。

よって「ポジティブな原始人」は子孫を残しにくいのです。

「ネガティブな原始人は、ストレスで体を壊してしまうのでは?」という反論があるかもしれません。しかしストレスが体に現われてくるのは、現代人で見ても分かるように、40過ぎになってからです。原始人の平均寿命は、高くとも20代なのでストレスをいくら感じようと関係ないといえるでしょう。

まとめると、

「ネガティブな原始人ほど生き残りやすく、ひいては子孫を残しやすい。」

それの繰り返しが起こってきたがゆえに、「現代人は、すべて「ネガティブな原始人」の子孫」だと言えます。だから、「私たちはネガティブで当然」なのです。

そう、ストレスを感じて当然なのです。「俺はストレスを感じやすいんだ!」なんて、気に病む必要はありません。ではストレスに苦しむ私たちはどうすればいいのでしょうか?

今はやりの「ポジティブシンキング」でしょうか?

次回予告:ポジティブシンキングで本当にストレスとおさらば?

2013年6月19日 (水)

心重ねて (後編)

共感するための簡単な方法とは何でしょうか。

それこそが、相手が話しはじめたときに「この人が表現しようとしているのは、プラスの感情なのかマイナスの感情なのか」ということだけを意識すること。

 人間は、「完全にプラスマイナスゼロの話をする」ということは、まずありえません。 話すという行動は、「話をまとめること」「実際に話すこと」「相手の反応を見ること」など、多くのカロリーを使います。何の感情もこもっていないのに、わざわざ何かを話そうとはしないものなのです。

 たとえば誰かが「昨日魚を釣りにいったんだ」と話し始めたとしましょう。

この後に「すごい大物が釣れてね」と話すのなら、自慢をしたいというプラスの感情。しかし「ぜんぜん釣れなくてさ……」と続くのなら、マイナスの感情を相手に伝えることで、その腹立ちを和らげようとしているわけです。

 もちろん複雑な話の展開になることも十分ありえますが、ほとんどの場合、本人の表情や雰囲気から、結論が「良かった」のか「悪かった」のかは分かるはずです。

 それが分かったら、ハッキリと自分の心に「プラス」か「マイナス」かを刻むこと。

 そして、プラスなら「笑顔」。マイナスなら「悲しそうな顔」をすればいいだけです。

 それだけで、特に意識しなくても、あなたから相手への受け答えは自然に「共感的なもの」に変わってくるはずです。もちろん、途中で見込みを間違えたと思ったのなら、すぐに表情も新しいものに変えること。

 これこそがスーパーメソッド「リーディング・フェイス」!

 難しく考える必要はありません。相手の感情がプラスかマイナスか読んで(read)、それに表情を合わせること。たったそれだけで、気持ち全部を自分のほうに導く(lead)ことができるんですよ。

 これを聞くと、ほとんどの人が「なぁんだ、それだけかぁ……」と思うはずです。

 でも実際にこれができる人は、かなり少ないのではないでしょうか。

 「はぁ……。はぁ……。そうですか……」というように、『ただ何となく』話を聞いている人が大半ではないでしょうか。これでは相手は、「本当にこいつは分かっているのか?」と思い、余計な疲れを感じてしまいます。会話が苦痛になってくるだけでしょう。

 人は、「自分の感情を相手に伝えたいからこそ、話をしている」のです。もちろん、相手に全部の感情が伝わっているかどうかは判断できません。しかし、「プラス」か「マイナス」の気持ちさえ分かってもらえれば、それだけでかなりの満足を得るものなのです。

 目が輝いている。

 顔がニコニコしている。

 そんな表情や、会話の内容を元に、相手の言葉に込められた感情がプラスかマイナスか、それだけはすぐに判断して、あなたの表情を変えてくださいね

2013年6月16日 (日)

心重ねて (前編)

こんばんは、ゆうきゆうです。

 さていきなりですが、問題です。

 カウンセリングにおいて、一番大切なことは何でしょうか?

 その答えは、「共感」です。

 特に何かをアドバイスしなくても、ただ相手の言葉を聞き、包み込んであげるだけで、ほとんどの人の悩んでいる気持ちは解決するものです。

その代表的なものが、キリスト教での「懺悔」でしょう。そこでは神父さんがただ黙って話を聞き、最後に「悔い改めなさい」と告げるだけで終わります。でもそれが、告白している人にとってはこれ以上ないほどの救いになるのです。

 あの中で、もし神父さんが、

 「いや、その考えはいけないよ子羊。俺だったら○○するね。だってその方がいいとは思わないかい? 人生、当たって砕けろだよ。俺が若いときも……」

 なんて言われたら、ほとんどの人がより迷ってしまうことでしょう。

 もちろんこれは、普段の会話でも同じことです。ビジネスでも恋愛でも、相手の言葉にうまく「共感」を示してあげることこそが、気持ちを近づける最短の方法なのです。

 しかし、実際にどのようにすれば「共感していること」を示すことができるでしょうか?

 その点について、ほとんどのカウンセリングの教科書ではあいまいに濁されています。 たとえばよくあるのが、こんな記述。「相手の気持ちを感じ、自分の心を重ねなさい」

 いや、そんなカンタンに言われても…。これは、もっとも根本的な心構えですが、それだけに実行は難しいものです。朝は課長と心を重ねて、昼は部長と心を重ねる。夜は恋人と心を重ねて、寝る前に電話で親と心を重ねる。

 これでは心がいくつあっても足りません。でも、もっとカンタンで、相手に強くアピールする方法があるんです!

次回予告:共感を示すための更に簡単な方法とは!?

2013年6月11日 (火)

攻めるために目をそらす!? (後編)

(前回の続きです。)

 こう話すと、みなさんはこう思うかもしれません。

 「でも、ウソをついて後ろめたいときに目をそらすのは、あれは立場が下の人がそらしてるのでは?」

 その疑問はもっともです。

 しかしこの場合は、「相手の気持ちを損ねることの恐れよりも、バレることの恐怖がより強いため」に、つい目をそらしてしまうのです。

 よって「互いに隠している部分のない」初対面の場合、より相手の気持ちに恐れや不安を抱いている人の方が、目をそらすのが遅くなることになります。

 ほら、思い出してみてください。

 あなたのところに来た営業の人に、セールスの人。みなさん、必要以上にあなたの目を見つめる時間が長かったりしませんでしたか? それは、それだけあなたの気持ちに「買ってくれるかな…。OKしてくれるかな…。」という強い不安を抱いているからなのです。

 ここまでの話をまとめると、あなたが初対面の人と対等の立場で交渉を始めようとする場合、目と目が合ったときは「先に目をそらしてみる」こと。

 一般的に人と人が見詰め合う時間は約5秒間だと言われていますので、少しだけ短く「3秒」あたりがベストでしょう。

 相手と目が合ったら、気持ちの中で「1・2・3」と数え、それと同時に目をそらしてみてください。これを繰り返しているうちに相手は不安を感じ、相手の気持ちはあなたに寄ってくるでしょう。

 またこれを恋愛に応用するなら、とにかく口説くときも、じーっと見つめ、3秒たったと同時に自分から目をそらすこと。相手は「あれ……。もう見てくれないの…。」と思い、いつのまにかあなたのことがより強く気にかかっていくはずです。

 よって今回の話をまとめるなら、「相手との交渉や恋愛を自分に有利に進めたかったら、会ったときに数回は、3秒で目をそらしてみること! それだけで相手の気持ちが、あなたの方に寄ってくる!」

 これこそがスーパーメソッド「サディスティック・サード」!

 3つ数えてそらされる視線は、相手の心を強く支配するはずです。

 「常に自分のことを見ていてくれる異性」。

 これは確かにうれしいのですが、あなたならその人を自分から積極的に追い求めようと思うでしょうか。それよりも、「時にしか自分のことを見てくれない異性」の方が、より強く興味を引きませんか?

 恋愛もビジネスも、大切なのはメリハリ。「押して押して押しまくれ」だけではなく、時には引いてみることも重要なんですよ。

2013年6月 8日 (土)

攻めるために目をそらす!? (前編)

 「誘惑」「闘争」「怒り」「譲歩」「降伏」「笑い」……。

 たった2つだけで、これだけの感情を表現するものは何でしょうか?

 ……その答えは、「目」です。

 今回はあなたの意識を大きく変える、効果的な「目の使い方」について学んで行きたいと思います。

 それではクエスチョン。

 今ここに、二人の男性がいます。二人はある交渉のために、今はじめて出会いました。

 「はじめまして。武田です」

 「どうもはじめまして。上杉です」

 そして二人はお互いにお互いの目を笑顔で見つめ、しばらくすると武田さんの方が先に目をそらしました。

 この後、交渉をより有利に進めた可能性が高いのは、いったいどちらでしょうか!?

 考えてから、続きを読んでみてくださいね。

 ……正解は「上杉さんの愛人(43歳)」とかそういうドンデン返しはないので安心して選んでください。

 選びましたか? おそらくみなさんは「上杉さん」を選んだのではないでしょうか。

 でも答えは正反対。

 交渉が有利になる可能性が高いのは、先に目をそらした「武田さん」なのです。

 それはいったいなぜなのでしょうか?

 実は一般的に、先に目をそらされた方は多少なりとも不安を感じるものです。

 「何か不愉快にさせてしまったのだろうか……」

 「この人は私のことを嫌いなのだろうか……」

 その結果、それを後ろめたく感じ、いつのまにか相手のペースにあわせることになってしまうのです。

 またこれは裏を返せば、「立場が下の人」は優位な人の気持ちを損ねるのを恐れるために、あまり先に目をそらすことはないということになります。

 実際にアメリカで、次のような実験が行われました。「積極的な性格をした5人」と「消極的な性格をした5人」を、それぞれ突然に一人ずつ対面させ、互いに目を見つめあわせました。

 するとその後、「積極的な性格」をした人の方が、先に相手から目をそらす確率が高かったのです。すなわち「消極的な性格」をした人の方がいつまでも相手の目を見つめていたというわけです。

次回予告:ウソをついたときに目をそらすのはどうなのる? そして目をそらすことを応用した交渉のテクニックとは!?

2013年6月 5日 (水)

コーヒーマジック (後編)

前回のコーヒーの話は日常では次のように感じられます。

 独身の男性の家に行ったとき、台所にインスタントラーメンのカップが散乱していたら「あぁ…やっぱり……」と思ってしまうでしょう。

 逆にそれが、清楚な女性の家にたくさん置いてあったとしたら、「え…! ちょっと意外!!」と思ってしまうはずです。

 すなわち、インスタント食品には、どうしても「面倒くさがり」、「きちんとしていない」などの否定的なイメージがつきまとってしまうわけです。

 このことに気づいた会社側は、すぐにそのイメージを変えることに尽力しました。このようなコピーを全面にアピールしていったのです。

「母でもあり妻でもあるあなたへ。仕事にも家庭にも、もっと大切な時間を作ってくれる。一歩進んだ大人の女性に……。○○社の、インスタントコーヒー」

 このように「怠けもの」というマイナスのイメージに、プラスの言い換えを行ったわけです。これによって会社側の思惑通り、売れ行きは爆発的に伸びました。

 実はこのインスタントコーヒーとまったく同じ戦略は、洗濯機などの家電製品に対しても行われてきました。

 「手で洗わずに洗濯機などを使うのは、主婦失格」

 そんなイメージを払拭することで、やはり商品の売れ行きは格段にアップしたのです。

 怠けてはいけない……。がんばって働かなければいけない……。勤勉でなければいけない……。正直であるべきだ……。悪いことをしてはいけない……。

 人間の行動は、そのような倫理観によって縛られています。

 よってこの倫理観に合うようにイメージを変えてあげることでその呪縛を解くことができれば、相手の気持ちを必ず動かすことができるわけです。

 「いやぁ、そうはいっても今は◇◇社と契約してるしねぇ……」なら、

 「でも商品としての価値を考えれば、当社のほうが上なはずです。それによって貴社の利益も上がるのは確実です。それこそが貴社のスタッフ全員にとってベストなことだと思うのですが」。

 「でも、やっぱりダメだよ、こんなこと……」なら、

 「どうして? そんなのよりもっといけないのは、あとから後悔することだと思うよ」。

 これこそがスーパーメソッド「アンダー・ザ・サン」!

 誰しも、社会的に認められない暗闇を歩くのは怖いもの。

 そんなときは、あなたが新しい太陽で照らしてあげることが大切なんですよ。

 どんな人でも、倫理を破り、社会から阻害されることを恐れています。一歩を踏み出せない相手を、誰も責めることはできません。

 でも、もし相手に今以上の幸せをあげたいと思うのなら、まずはあなたから手を差し伸べてあげてくださいね。

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